人生は心一つの置き所

事実は1つ、解釈は人の数と言われています。人生は心の持ちようで如何ようにもなるということです。

冒頭のタイトルは山岡鉄舟の言葉です。幕末の徳川家臣で、江戸百万の民と主君を守るために死を覚悟して単身敵陣に乗り込んで交渉し、無血開城に導いた立役者です。
元々は徳川の家臣でありましたが、明治時代に入って宮中に仕えました。宮中に仕えるということは徳川幕府を倒した明治政府に仕えると同じようなものです。
事情を知らぬ人々からは節操がないと言われたことも多々あったのでしょう。
彼がこんな言葉を残しています。

人生は心一つの置き所 晴れてよし 曇りてよし 富士の山 もとの姿は変わらざりけり

意訳すると次のようなものになるでしょうか。
周りの人は晴れてるのがいいだの曇っているのがいいだのとやかく言うが、富士山にしてみれば何も変わってはいない

エンジニアのマネージャーともなれば色んな立場の人から色んなことを言われることもあるでしょう。
他人に何かを言われたとしてあなたの価値は1mmも下がることはありません
同じ状況を不平不満にする人もいれば、豊かな実りにする人もいます。
心一つの置き所で世の中が良くも悪くも楽しくも辛くもなるということを踏まえて今自分がやることに邁進していただきたいと思います。

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