他の人よりも成果を出すために意識すること

成果を出すために重要なことを幾つかお伝えしてきました。ToDoタスクの管理などもその1つです。
今回は成果を出すために意識すべことについてお話したいと思います。

日々のタスクをそれぞれ緊急度と重要度で下記の4つに分類したとします。
①緊急度が高い且つ重要度が高い
②緊急度が高い且つ重要度が低い
③緊急度が低い且つ重要度が低い
④緊急度が低い且つ重要度が高い

上記4つのうち最優先でやるタスクは上記のいずれかと言われたら迷うことなく「①緊急度が高い且つ重要度が高い」タスクになると思います。
それでは上記4つのうち一番意識すべきタスクはどれでしょうか?


正解は「④緊急度が低い且つ重要度が高い」タスクです。
「①緊急度が高い且つ重要度が高い」タスクや「②緊急度が高い且つ重要度が低い」タスクは緊急度が高いのであまり意識を必要とせず処理することができます
「④緊急度が低い且つ重要度が高い」タスクは例えば「来年度の新入社員の育成計画」、「あるシステムのバックアップ導入」といった重要ではあるものの期限が差し迫ったものではないものです。
日々の忙しいタスクをこなす中でも「④緊急度が低い且つ重要度が高い」タスクを意識して今の段階でできることを可能な限り実行していくことが重要です。
例えば「来年度の新入社員の育成計画」であればテーマと概要を作成して上長から合意を得る、「あるシステムのバックアップ導入」であればバックアップ手法とそれぞれのメリットデメリットを洗い出すといったことなどです。

「④緊急度が低い且つ重要度が高い」タスクは放置されがちなケースが多いのです。
上長の立場からしても何度か言わなければやってくれない人よりも一度の依頼でどんどん進めてくれる人の方が評価が高くなるのは必然です。

皆さんも「①緊急度が高い且つ重要度が高い」タスクや「②緊急度が高い且つ重要度が低い」タスクに追われて忙しい日々を送っていると思いますが「④緊急度が低い且つ重要度が高い」タスクを意識していただきたいと思います。
1日に10分でも5分でも、1週間に60分、30分でも構いません。ほんの少し意識するだけでも他人よりも成果を出すことができるようになるのです。


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