2つのToDoリストの使い分け
皆さんはToDoリストを活用されているでしょうか。
メモの習慣がなく記憶を頼りにタスクをこなしている場合、業務開始度にタスクが終わる度に次は何をしようかとタスク探しという無駄なタスク、隙間時間が発生しています。
また、お客様や上司から依頼されたタスクを忘れてしまっていると信用を失うことにも繋がります。
タスク管理のために日頃からToDoリストを管理、整備しておくことを強くおすすめします。
このタスク管理のためのToDoリストですが、自分はHAVE ToDoリストと呼んでいます。
タスク管理とは別にWANT ToDoリストというものも作成しています。
前者はやらなければならないToDoリストですが、後者は自分がやりたいことのToDoリストです。
やらされるばっかりじゃつまらないので自分のやりたいことも書き出しておき、HAVE ToDoの合間に検証したり、調査したりするのです。
ご参考までに自分の現在のWANT ToDoリストは下記のようなものです。
・Nutanix AHVの構築、検証
・Zabbix7.0新機能の調査
・ZabbixとGrafana連携検証
・プリザンターによるサンプルシステム開発
・脆弱性管理ツールの調査
・SBOM管理ツールの調査
・ServiceNow活用方法の調査
・Notionによるタスク管理方法の調査
実際には他にも仕事に関係のない読みたい書籍名、語学学習、懸垂10回、親族や友人としたいことといった内容もあったりします。
HAVE ToDoと違って一度WANT ToDoに追加したからといって必ず実施する訳ではなく、興味がなくなったものはどんどん削除してよいのです。
定期的に(自分は2~3週間に一度は見直しています)自分が今何をしたいのか、今どんなことに興味があるのか、振り返ってみる機会を作ってはいかがでしょうか。
やるべきこともやりたいこともリスト化しておくことで管理が可能になります。
エンジニアの成長はすぐに感じ取ることはできませんが日々のタスクに真摯に向き合えたかどうかは1日の終わりに完了したタスクを確認することですぐに分かります。
完了させたタスクを明確にすれば今日1日全力を尽くしたのか、思ったよりサボってしまったのか、他人であれば言い訳することもできますが自分自身を誤魔化すことはできません。
完了させたタスクを明確にしなければその1日が何となとく過ぎてしまうことも多いと思います。
いつかの夢を実現するために2つのToDoリストを管理し、日々のタスクに真摯に向き合うことをおすすめしています。