成長は日々のタスクに真摯に向き合った先にある

エンジニアのキャリア支援の際、一番意識していることは日々のタスクに真摯に向き合えているかどうかです。
自分の目指したいキャリアに対してどのような努力をするかということも重要なのですがそれ以上にやると決めたことをやり切ることができるかということが重要になります。
決めたことをやり切ることを習慣化させるために必要なことはToDoリストによってタスクを可視化させることです。

今日一日何をやるかを決めて取り掛かるのです。可視化することによって一日の終わりにどこまで出来たか理解出来ます。
私自身、ToDoリストを毎日必ず完了させている訳ではありません。他のタスクが割り込んだことによって終わらないことがあります。
それを含めて今日一日、きちんとタスクに向き合えたのか確認します。他の人は誤魔化せても自分自身を誤魔化すことはできません。
きちんとタスクに向き合えなかったのであれば(私の場合、しばしば起こります)明日からもう一度日々のタスクにきちんと向き合おうと気持ちを切り替えるのです。

貯金を目指すのであれば収入と支出を見える化するために家計簿を利用します。
ダイエットを目指すのであれば食べたものを見える化するために食事を記録(最近はカロリー計算できるアプリがあって便利ですね)します。
日々のタスクにきちんと向き合えているかどうかを確認するためにはToDoリストが必要なのです。

ToDoリストにはもう1つ重要な効果があります。
ToDoリストが習慣化しておらず、記憶に頼って仕事をしている人は業務開始度に、タスクが終わる度に次は何をしようかとタスク探しという無駄なタスク、隙間時間が発生しています。
また、お客様や上司から依頼されたタスクを忘れてしまっていると信用を失うことにも繋がります。
ToDoリストの管理が習慣化されていればタスク漏れとタスク探しという無駄なタスク激減します。

エンジニアのキャリア支援では自分自身で日々のタスクに真摯に向き合えるようにすることをまず目指します。
ToDoリストによって日々のタスクに真摯に向き合っていれば必ず成長は出来ます。
あとは中長期的に目指すキャリアに沿っているのかを定期的に振り返り、場合によっては方向修正や方法修正を行います。やっていることとしては非常にシンプルです。
コンテンツでビジネスをするつもりはないので各コンサルティングの実施内容は公開していきます。

ToDoリストについては別の投稿で 2つのToDoリストの使い分け というのもご紹介していますのでそちらも参考にしてみてください。

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